何冊目:13
本のタイトル:パッション・パラドックス
アクションプラン:
1.他者の評価を情熱の原動力にせず、日々の些細で継続的な自分の成長に感じる喜びを原動力にする(調和的情熱)忍耐力を持ってプロセスに集中する→失敗を歓迎する
2.情熱と他の物事とのバランスをあえて取らない。あるいは、短期的にバランスをとらなくとも、長期でバランスをとればよい。
3.睡眠をとり、瞑想や自然に触れる時間を持ち、客観的に自分を見る習慣を持ち、情熱により何を犠牲にしているかを認識し、情熱の暴走を抑制する→後悔を減らせる
4.自分のストーリーを持ち、生涯で情熱の対象が変わっても、自分は変わらないことを認識する
メモ:
・情熱はpassio(受難)を語源としており、もともとは負の意味を持つ言葉で、イエスキリストの受難を意味していたともいわれる→情熱のもつ負の側面に注意し、情熱を管理することが必要。現在の情熱の意味合いが出てきたのは1588年のシェイクスピアの戯曲のなかで、passionが恋愛感情を表すものもして使われたのが始まりのよう。
・興味があることに初めは少しずつ時間を割り当てて、長期的に情熱の対象を見つけることがよい。初めから運命的だと思える情熱の対象を探そうとするのは好ましくない。期待外れの結果を経験したりした時に、早々と挑戦をやめてしまうから。
・他人の評価を含む外的な報酬を情熱の動機にする(脅迫的情熱)と、外的要因というコントロール不能な事に自分が振り回される。目標が達成されても満足できず、すぐ次の外的報酬を求める。
・自分のストーリーを持つとレジリエンス(再起力)が高まる
以上