人の話を聞きましょうってことで「LISTEN」です。
「どうしてこの人は人の話を聞かないんだろう？」
そう思ったことはありませんか？
この本の筆者は「ニューヨーク・タイムズ」を中心に活躍するジャーナリストですが、
ある時、知り合いの有名人やこれまで受けた賞の話を会話のなかに無理やりねじ込んでくる詩人にインタビューしたことがあるそうです。
聴くことのプロである筆者は「この詩人は(中略)自分をよく見せようと必死なんだ」と気付いたそうです。
孔子の言葉に「人の己れを知らざるを患えず、己れの人を知らざるを患うなり(人が自分を理解してくれないことを嘆くのではなくて、逆に、自分が人を理解しようとしていないことを嘆きなさい」という言葉がある通り、
いつの時代も、誰でも自分の話を聞いて欲しいと思う一方、人の話を聴くことは難しいようです。
裏を返せば、「聴ける人」は非常に希少な存在で、深い人間関係をつくれる人であり、孤独から解き放たれ、好奇心を持って深い部分まで話を聴くことで視野が広く、すなわち人生の充実感が最高に高い人だと思います。
ナオミ(※)「聴くことの真の秘訣は、自分のことはどうでもいいということです」
この境地に達することができるのか笑 精進です。
ところで、言うべきことを言えることも大事ですが、「言うこと」と「聴くこと」の最適バランスってなんだろう？と考えていましたが、
まずは「聴くこと」で、相手が意識的か無意識的に(こっちの方が重要)こちらの発言を望んでいる場合に、「言うこと」の価値が出てくるという仮説に至りました。
以上気付きを忘れないようにメモでした笑
ではでは！
※本書に出てくるマーケティングインタビューの第一人者
