こちらの本は、かの有名なコンサル会社、ボストンコンサルティンググループの日本人第一号コンサルタントである三枝さんの、壮絶な企業再生の事実体験を小説にしたもので、登場人物や会社名等は変えてありますが基本的にノンフィクションで迫力を感じました。
結局、会社といっても個人個人の欲と、人間関係のしがらみがネックですね。
何冊目:7
本のタイトル: V字回復の経営
アクションプラン:
1.「もし、経営改革を起こしたとしたらこの人はどんな動きをするか」と想像して人の行動を読むトレーニングする
2.企業の問題点とぶつかったとき「時間連鎖の改善(顧客との距離、創って、作って、売るのサイクルの高速化」「戦略の個人行動レベルへの落とし込み」で解決できるか想像する
感想メモ:
・社員の心に響く戦略を
・強烈な反正論をデータと数値で徹底的に裏付ける
・コンセプトに従って反省点問題点を分類、、仮説検証
1.顧客からの時間連鎖が遠のいていることを解決すれば解決できる問題点はどれか、事業責任が分かりにくい
2.戦略が社員個人にまで落とし込まれていないことが原因か 事業戦略、商品戦略を明確に示せば解決できる問題
組織の再構築と戦略の見直しはワンセット
・改革で難しいのは外との戦いよりもむしろ内部の反乱分子との戦い
・人の心の動きを察知、読む、対応できるスキルが必要
・改革の際、人はある程度の分類に分かれる、、、Aイノベーター10%?、Bフォロワー(心情賛成型、中立型、心情抵抗型)80%? Cアンチ10%?
フォロワーを改革に乗せるには、心を動かし、行動する人々をドミノ倒しのように増やす→人は自己保存の法則に従って動く。なお、「影響力の武器」で言っていた社会的証明の原理が使える(状況に確信が持てない場合、似た人々の行動に右ならえする)
以上