言わずと知れた渋沢栄一の論語と算盤です。
渋沢栄一は、東京証券取引所や現みずほ銀行を始めとして、約470もの会社設立に関り、日本資本主義の父と言われていますので、その資本の部分、すなわち算盤(ソロバン)の人というイメージを抱きがちですが、
「(道徳の規範である)論語とソロバンというかけ離れたものを一致させることが今日の急務である」と文中にある通り、
道徳的側面が事業には必須であると説きます。
そこから興味をもちまして、経営者として、人格を磨くヒントを探すために読みました。
非常にビジネスにおいても指針となる本です。
何冊目:5
本のタイトル:論語と算盤
アクションプラン:
・失意の時は大きなことに目を向ける。
・得意の時は些細なことに目を向ける。
メモ:
・習慣はただ1人の身体だけに染み付いているものではない。他人にも感染する。
・人は、人としてなすべきことを基準として、自分の人生の道筋を決めていかなければならない。だから、失敗とか成功とかいったものは問題外なのだ。
・成功や失敗というのは、結局、心を込めて努力した人の身体に残るカスのようなものだ。
以上