以前に読んだ公立高校教師のYouTuberムンディ先生こと山﨑圭一さんの日本史の本に続きまして、今回は世界史の、人物編です。
なぜ世界史そのものではなくまず人物の本から読もうと思ったかといいますと、私は学生時代世界史が苦手で、大変恥ずかしながら今まで世界史の勉強を避けてきましたので、
まずは人物に興味を持った方が世界史が頭に入るかなぁと考えたためです。
という訳で読んでみましたが、「人物辞典」というタイトル通り、233人もの解説を収録してありますので、全部読むのはなかなか骨が折れます!笑
そこで、とりあえず興味がありそうな人物の話を読んで、あとは別の世界史の本を読む際に、気になった人物の解説をこちらの本で参照するという、それこそ「辞典」という使い方が良いと思いました。
そんな訳で飛ばし飛ばし読みましたが、その中で学び取ったのは、
ほとんどの歴史上の偉人は常に誰かと争い、一時は勝利を納めても、最後は外部又は内部(悲しいですね)の人間に殺されるか失意のなか病気等で亡くなるかしているということです。
歴史上の人物のストーリーを読んでみると、権力を持ち、裕福に暮らしているように見える人は幸せかというと、常に怯えて、他者に侵略されるか他者を侵略するかを繰り返し、不幸でした。
人間は2千年以上前から常に争いをしている訳です。
思うに、人間は本来的に他人を恐れる生き物なのではないか?という気がしました。
他人を恐れていなければ、自分が危険に晒されるという感情もないはずなので、他人を攻撃しようとは思わないはずです。
人はみな臆病だ。
他人を恐れない自信と勇気を持たなければ。